パチスロ 野獣

パチスロ 野獣

いい朝に、いいコーヒーだ……」 優雅にコーヒーカップに口をつけつつ、独白する

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 ただ書庫の中なので、いまの姿を他人から見られると、とても危ない人だ

 途中、野暮な視線がドン引きの視線に変わったような気がしたけれど、これからの僕の休日はずっとこの調子なので、覚悟して我慢して欲しい

 続いて、僕は近くの本棚から小さめの本(自著)を一冊取り出して、上手く片手で頁を捲りながら、もう片方の手でコーヒーカップに口をつける

なんだか、とても上流階級っぽい気がした

「ふ、ふふふ――」 惰眠を堪能する計画は失敗したが、コーヒータイムによるリフレッシュは見事成功だった

 およそ一時間かけて、完全に暗記している呪術書を意味もなく読み返しつつ、じめじめとした地下でありながらも脳には美しい庭を認識させ続けて、コーヒーを三杯飲み干した

 こうして、完璧すぎる朝のコーヒータイムを終えた僕は、『持ち物』にコーヒーセットを入れてから、席を立ち、屈伸を始める

「それでも、ディアとの約束の時間まで、まだ時間が余ってる……

んー」 身体をほぐしながら、『切れ目』に向かって話しかけつつ(決して、独り言ではない)、千年ぶりに穴だらけとなっている自分のスケジュールを見直して、困る

引き篭もりの時代の僕ならば、ゲームで時間を埋めたものだが、こちらの『異世界』ではそうもいかない

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「早めに行ってみようか……

クウネルには五分前行動って言ったけど、必ず五分前に辿りつくってのも、なんだか不健康だ

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もっと僕は適当で、ルーズにやっていいんだ……」 僕は身支度を終えてから、《コネクション》も《ディフォルト》も使わないと決めて、書庫兼寝室から出る

 狭い隠し通路を通って、地上の大聖堂に出ると、脳内に魔法で広げていた光景(イメージ)が実際の視界と重なっていく

「うわぁ……」 眩しい